前回読み終わった本は「続・岳物語」でしたが、それを読んでいたらほんわかとイメージが湧いてきて、そして読みふけったのがこの本なのであります。「パタゴニア」。サブタイトルが付いていますね。『あるいは風とタンポポの物語』と、いう感じで。
そのサブタイトルについては是非とも文庫本の解説を読んだほうが良いと思われますが。
一冊目の「岳物語」の中ではパタゴニアヘビー級チャンピオンベルトが出てきたり、「続・岳物語」では、後半に著者があたふたとこの本の解説を書いている精神科医に連れて行かれる場面が出てきますが、それらを読むと『次はこの本だな。』などと漠然と思えたのであります。
本の内容はテレビのドキュメント番組のための旅を書いた本ですが、その中で家族を思いやる部分が出てきたりと、ただのダビの本ではない、中々読み応えのある一冊にまとまっているのであります。
パタゴニアは一回行ってみたい。とは思っても日本の反対側なので中々行けるところではないよなぁ。などと思ってしまうのであります。が、それにしても、著者は確かパタゴニアの本はもう一冊くらい書いているような気がしたのだけどなぁ。再度本棚を探してみようかな。
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