本棚を整理しようカテゴリです。前回読了したのは「さまよえる湖」の上巻でしたが、引き続き下巻を読み始め、読了しました。上巻は船で 川を下りロプ・ノールを目指す旅についてメインに書かれていましたが、下巻は車でロプ・ノールを目指す度に出ます。現代のシルクロードを見つけに行く旅ですね。
安西(最初は”西安”と読んでいたけど、あれ?逆だったのねf(^^;;) 敦煌、そして、砂漠の中に埋もれた町、楼蘭へと続き、そこから先へ進んでいく。と、いうものでしたが、結局、と通り抜けることがでずに引き返してきます。
その後、下巻の後半では 川の流れとロプ・ノールの移動についての学説が書かれています。1600年周期で南と北を移動する。あの、例の話ですね。旅のあとのその説明、実際に行って来ているので真実味が有ります。
そして、現在のロプ・ノールと言えば、途中に灌漑用のダムができてしまったために、移動もせず、完全に干上がった状態であるらしいです。
消えてしまった湖。と、いうことでしょうかね。
それにしても初の翻訳モノの本、最初は読むのが辛かったのですが、最後のほうではスルスルっと入っていけて、フツーに読むことができました。
次は何を読もうかなぁ。国内モノが良いなぁ;-)。
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