本棚を整理しようカテゴリーです。今回読了したのは秋庭俊の「帝都東京・地価の謎86」です。
この本、別に本棚を整理するために読んだのではなく、古本屋を覗いたら目に止まったのでサクっと購入し、ズズズと読み進んだ一冊になります。
実は著者の本は以前読んでいて、それが手元にあったりします。タイトルも似たようなモノですが「帝都東京・地価の謎」です。
こちらはサブタイトルが付いてい”写真と地図で読む!”と書いてあるのでよりビジュアル的な要素があります。
どちらにしても、上記二冊を読むと、東京都心の地下について『まじかっ!! 本当かっ!?』などと驚くことが多々あり、こーいうのは謎めいた話なので中々面白く、グイグイと読み進むことができるのであります。
一点だけ著者にお願いするとしたら、東京の地下について、時系列に並べてある本を読んでみたいと思いました。
東京地下のトンネルは戦時中に防空壕として作られたものは当然今も残っているのでしょうけど、明治・大正期に作られたトンネルも本文中には登場しているので、『このトンネルはいつ頃作られたものなのだ?』などと思ってしまうんですね。
しかし、そんな、今まで以上に踏み込んで取材などを行うと、公安に目を付けられるのでしょうなぁ・・。
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