講談社文庫の本の登場です。これが一冊目かな?シーナ誠の「もう少しむこうの空の下へ」。本棚を整理しようエントリの20回目です。これでちょうど20冊読み終わったのかー。ふむー。
と、いうことでこの本、海・島の旅の本としては珍しく私小説系の本なんですね。以前に読んだことがあったのですが、中身がまるっきり頭から抜け落ちてしました。今回再度読み直してみて「確かに私小説ちっくだ。」と思った次第です。
で、面白いのが「島の女」。奄美大島の海岸で親子に会って赤紫蘇ジュースを飲んだ。と書かれているのですが、この10年後にこの海岸を探しに再度訪れているんですね。で、それが前回ここに掲載した「風のなかのひみつ島」に出てくるんですけども、今回この本を読んでいて、あれ?この話どっかに出ていたぞっ!! 奄美大島だ。あのときの話のもとになっているのはここに書かれていたのかー。と、まぁ、見事に連携してくれるのでありました。
シーナ誠および怪しい探検隊の本を続けてほぼ全て読んでいくと、同じ内容(イベント)をそれぞれその筆者の目線で本になっているので中々面白いのであります;-)。
まだまだたくさん本が残っているので、今後このようなことが随所で登場してくることでしょう。本の相関図みたいにリンク貼っていくと面白そうだなぁ;-)。
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