今回読了したのは椎名誠の「風の道 雲の旅」です。今まで「神々のいただき」を上下巻読んでどっぷりとハマったので、今度読む本は軽めのヤツが良いなぁ。などと思い、本棚が引っ張り出してきました。
この本は写真と文章で構成されている元版があって、それを文庫化したモノです。写真のレイアウトがモノを言う本。と、いうことになりそうですね。
とわ言いつつ、写真の量はそんなに多くなく、ひとつの短編と、いうか、お話に三枚程度使われているだけで、あとは文章がツラツラと続く。と、言う感じの本です。
実際に中を読んでみると『あ。これ、以前別の本の中で読んだ気がするなぁ。』とか『あ。この光景・景色・写真はあの本で見たなぁ。』と、いうのあちこちに散りばめられていて、読む方も頭の中である程度想像できるお話もありました;-)。
写真が掲載されているとはいえ、文章もそこはかとなくあるのですが、比較的サクサクと読み進むことができる一冊でした。
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