本棚を整理しようカテゴリーです。今回読了したのは椎名誠の「かえっていく場所」です。きっと、多分、僕の本棚にある、もしくは読了した本で著者のたくさんのある本で、これが一番最後に買った本だと思われます。
これ以降、僕は本を買うのをバッタリとやめているんですね。古本屋にも行かなくなった。
この本は文庫ですが2006年04月に出ているようです。が、過去のエントリーを読み返してみたら「風のまつり」が一番最後っぽいですねf(^^;;。
著者の私小説系のお話ですが、ストーリーとしては「春画」に続く一冊。という雰囲気でしょうか。
家族がそれぞれ大人になり独立し、バラバラに行動するようになり、そして引っ越しし、新居にまたもどってくる。
そんな家族の一冊です。
登場人物で気になったのは、ある人は仮名を利用しているのに、ある人は実名で登場していたりする。著者の一冊にしては中々珍しい一冊だなぁ。などと思ってしまったのですが、まぁ、それはそれ、私小説系で若い頃よりも年を取ってからの一冊なので色々あるのかなぁ。などとも思いつつ最後まで読了したのでありました。
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