いやぁ、ここのところ、読了した本が無かったのですが、それは大作を読みふけっていたからなんですねぇ。今回読了したのは真穂裕一の「ホワイトアウト」。暑い時期に寒い本を読むというのはなんちゅーか本中華。なんですが、いやはやそれにしても読み応え十分な一冊でした。
この本は確か過去に二回くらい読んでいて、今回が三回目だと思われます。
ダムが『赤い月』に占拠され、そこに勇敢に立ち向かうダム運転員。さて、最後はどうなるのでしょうか? って感じなのですが、この物語は映画化され、主演は織田裕二でしたね。でもって、当時彼は au の携帯電話を使っていた記憶が。そのシーンは今でも覚えています。
と、いうことでなんとっ!! 原作読みつつ DVD も借りてきてしまいました。ただ、まだ、DVD のほうは見ていないのですがね。
あまりにも大作で読み疲れた部分もあるのですが、一番最後の「エピローグ」の章は中々よかったですね。ちょうど仕事帰りの電車の中で読んだのですが、思わず涙がこぼれそうになった(ふむ。年は取りたくないモノだ・・)ので、そこでパタンと本を閉じて、続きは家に帰ってから読んだのでありました。ふぅ。
中々面白い一冊でした;-)。
2016/07/02加筆
いやぁ。DVDの映画版を見ました。原作とは違うところが多々あったなぁ。あと、細かい心の動きとかは映像には出せないので、映画を見る前に原作を読んでおいて正解。
映像的に血の付いたゴアジャケを着ているわけにはいかないので、吉岡のゴアジャケは富樫が着ている。ってのはアリだと思う。水に流されるときも素っ裸ってわけにはいかないので、あれはあれで良いのかもしれない。
しかし、個人的には『日本一の運転員』って言葉が一回も出てこなかったのが悲しいかなぁ。
まぁ、原作読んだ直後の映画鑑賞なのでありました。
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