夏休みを利用してJR上越線の土合駅に来ました。この駅は谷川岳へのアプローチとして有名な駅ですが、もう一つ「日本一のもぐら駅」という肩書きもあります。
それはなぜかというと、JR上越線の登り駅のホームは改札口から比較的近いところにあるのですが、下りホーム、それはつまりは東京から到着した時のホームになるわけなんですけども、ホームは山の中のトンネルの中にあります。で、地上に出るには合計で476段の階段を上ってこなければならないんですね。
今回は駅前に車を止めて、無人駅である土合駅を散策しました。谷川岳に一番近い駅なので、駅舎も山小屋風ですね。
で、こちらが無人の改札を通過すると目の前に現れる案内板です。
二番線のホームはすごそこにあるのですが、一番線のホームは遙か地中の奥深くにあるのであります。東京から「谷川岳のピークを踏むぜぃ。」などと鼻息荒く土合駅に降り立ったとしてもいきなりの先制パンチをくらってしまうのであります・・f(^^;;。
で、まぁ、僕もせっかく土合駅に来たので一番線ホームに行ってみようと思い、テクテクと階段を降りていくのでありました。ふぅ。
ホームから階段を見上げるとこんな感じ。重い30kgザックなどを背負っていたら登山する前にダウンですねぇ・・f(^^;;。
この写真の右側のスペース、もっと乗降客が多いのであればエスカレータでも付けてくれるのかなぁ?そんな感じの石だらけのスペースなんですけども。今回は降りて、登っての一往復。土合駅を十分に満喫したのでありました。
ちなみにこの日、俗に言う『駅寝』、カッチョ良い言葉で言うと『ステーションビバーグ』をした人は僕らも併せて六名でした。駅のトイレがむちゃくちゃ綺麗になったのでとある旅人もしくは登山者は「まるでステーションホテルだよねぇ。」などと申しておりました。その人は待合室でシュラフにくるまって寝るんですけども;-)。
最終電車が行ってしまった駅の待合室は旅人及び登山者の絶好の交流の場となるのであります;-)。
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土合駅
土合駅の下りホームは新清水トンネル内にあり、改札まで階段が486段、約10分かかる。「日本一のモグラ駅」と言われ、関東の駅百選の1つである。