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筆者プロフィール

名前は「たかちゃん」とか「たかじろう」などと呼ばれています。

長野県須坂市生まれですが、ここ数年は埼玉県と接している下町に棲んでいます。

この「よろずなブログ。」の他に食べ物系をメインとする「もつ焼き・オリジナル」と、PC・OS・コンピュータ全般のネタをメインとする「かけまわる子犬。」の三つを使い分けつつ継続して書き連ねています。

宜しくお願いします。






神奈川・横須賀。ヤリイカ釣り。

今日は今年最後のヤリイカ釣りに行って来ました。お正月に必要な海産物をちょいと海に仕入れに。と言う感じでトライしたのでありますが、アタタタ・・。

前回行ったのは千葉の洲崎の早川丸だったのですが、今回はもちっと近場で。ということで、以前に行った三浦は長井港のはら丸にしたのであります。

この船宿、予約の必要は無く、来た人から好きな場所を確保できる。という感じです。で、船が出るのは、今回行ったときは06:30と07:00。06:30の船に乗れない場合は30分後出向の船に乗るれば良い。というのが中々良いシステムですね。ただ、事前に乗りたい日の出港状況を電話で確認するのが良いと思います。

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朝早く、港沿いにあるこの船宿に集合し、事務手続きを行います。で、定刻通り06:30港を出るのであります。今回乗った船は全部で六名。今日もお客さんが少ない船での出発です。と、いうことは最近ヤリイカは釣れてないのかなぁ。などと思えてきますが・・。

今回の漁場は城ヶ島沖ですね。船長がその辺りを案内してくれました。写真を撮った場所のGPSポイントはこちらになります。なるほどー。これを見ると確かに「堂ヶ島沖」ですね。

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船の向きにもよりますが、絶えず堂ヶ島が視界に入っているところで釣っていました。右側の一本と城ヶ島の右側のピンはGPSが正しく補足できなかったようです。

前半は波が高く風も強かったのですが、後半にはそれもすっかりと引いてまつに船釣り日和。って感じでした。それに酔い止め薬も効いたのか、特に船酔いすることもなく一応はちゃんと釣りが出来る体調で船の上は過ごせたのであります。

さてと、肝心の釣果ですが・・。これが悲惨極まりない。ヤリイカ釣りに行ったのになんと一杯。自己最低記録を出してしまいました。おでこでなかったのが唯一の救い。という感じでしょうか・・。orz。

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結局のところ釣り上げたのはヤリイカ1、スルメイカ2、サバ3 でした。サバはもっとたくさん釣ったのですが大きくて丸いのを三匹持って帰った。と、言う状態です。スルメイカは超特大で35cm、マルマルと太っていました。サバもでかかった。40cmありました。と、いうことで本命のヤリイカは一ハイでしたが、ある程度納得しましょう・・。

スルメイカは早速塩からを作りました。サバはしめ鯖にしました。食べるのが楽しみです;-)。ヤリイカはたくさん釣れなかったけど、他に外道が釣れたので、色々な味を楽しむ感じですかねぇ。

次回は一月です。今回のリターンマッチです。

風の国へ・駱駝狩り。

本棚を整理しようカテゴリーの 12 回目、つまり読み進んだ本はこれで12冊目と言うことななるのであります。

椎名誠の「風の国へ・駱駝狩り」。

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この本は、中国奥地とオーストラリアの砂漠を歩いた時の写真がまとめられていて、その写真に対してコメントと言うか思い出を書いている感じの本です。

もともとが写真集ちっくな感じなので、文庫本にするとずいぶんと薄いのであっと言う間に眺めて読めてしまいます。ページ数を確認したら150ページ程度ですね。

しかし、中に書いてある文章を読むと「むむむ。さすがはシーナ誠だな。上手い表現で書いているなぁ。」などと思わせてくれるところが随所に出てきます。

僕自身、色々なブログを書いたりしているのですが、「こんな風に上手な表現で文章を書いてみたいモノだ。」などと思ってしまうのでありました。

そー考えるとこの一冊、写真集ちっくで読むところは少ないのですが、読んでみるとすっかりとはまり込んでしまう。そんな一冊なのであります。

寝覚めの床。

バス旅行に行って来ました。Twitterにはずっとたどった道のりを書いたのですが、ミステリーツアーに行って来ました。予想を裏切られっぱなしで中々楽しい旅でした;-)。

で、以前に長野県歌「信濃の国」の四番に出てくる場所を全部制覇したいモノだ。と、書いているのですが、今回、たまたま偶然にそのうちの一つに行ってくることができたのでここに掲載します。

ちなみに「信濃の国」の四番を再掲載;-)。

四番
尋ねまほしき園原や 旅の宿りの寝覚の床
木曽の桟かけし世も 心して行け久米路橋
来る人多き筑摩の湯 月の名に立つ姥捨山
著き名所と風雅士が 詩歌に詠てぞ伝えたる

で、過去に行ったのはこんな感じ。

心して行け久米路橋

来る人多き筑摩の湯

今回行ったのは「旅の宿りの寝覚の床」です;-)。

道路沿いにはドライブインがあるのですが、その駐車場にバスが止まって、休憩時間は30分。ドライブインの展望デッキから見た風景はこんな感じ。手前はJR中央線ですねー。電化された複線の線路。

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しかし、展望デッキから見ると遠いのと電線が邪魔だー。そして、きっちりと「行って来た。」と言うにはもっと近いところに行かねばならないっ!! とか思い、階段を下りて行って来ましたよー;-)。

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なんかこの風景、小学校のときの社会の教科書だか、音楽の時間の「信濃の国」を覚えるときに見たことがあるような気がします。が、この写真はちゃんと自分のカメラで撮りました;-)。ダムのおかけが時期的な影響か、川に水が少ないので岩が綺麗に見て取れます。また、一枚岩はでかいっ!!

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左側の岩なんかは高さが5mくらいはあるんではないか。と思われるほど高くそびえています。思わず「飛び込んでみたい。」って衝動に駆られてしまいました。

いやはや、階段を下りて本当に岩の上に立てて良かったです。帰りは坂と階段を上って、バスの出発に間に合うように大急ぎで帰ったのでありましたf(^^;;。

それにしても、だいぶ「信濃の国」に登場するところに行ったぞ。今回が三個目の制覇なのでありました;-)。

GPSポイント
Latitude: 35.772538º N
Longitude: 137.699460º E
Map: 35.772538,137.699460

蚊。

ふぅ。この本は、読むのにずいぶん苦労した・・。

本棚を整理しよう カテゴリネタです。今読んだ本は椎名誠の「蚊」。非常に短いタイトルの本です。彼の初期の頃の本で、読むのがこれまた大変すぎです・・。orz。

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一番最初の「真実の焼きうどん」とこの本のタイトルである「蚊」は似たような文体でのらりくらとしています。もう読むのが苦痛で仕方がない・・。orz。

そして更に「蚊」のほうは改行が全くない。以下は128ページなのですが・・。

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まぁ、こんな見開きが7ページも続いたら読むのがイヤになってしまいますね。ってーか、あだち充は見習って欲しいみたいな;-P。

しかし、そんな中にもキラリと光る物語などがあるものでして。例えば「海をみにいく」などは前回のエントリで書いた「ハマボウフウの花や風。」の原型となった物語だったりします。また、「よろこびの渦巻き」は彼得意の超常現象的な文体でありながら、それでいて椎名家の朝の食卓の一コマ。って感じが読み取れます。

彼の初期から中期にさしかかる部分の作品であるこの本は、読むのが苦痛になることもありますが、シーナワールドを垣間見ることができる非常に面白い一冊にまとまっていると思います。

今回は文庫本の最後にあるような「解説」風にまとめてみました;-)。