本棚の整理はちゃくちゃくと進んでいるのであります。今回読み終わった本は椎名誠の「かつおぶしの時代なのだ」。
この本はずいぶんと古い時期に書かれた本ですね。著者がまだサラリーマンをやっていた頃に「ブルータス」と「翻訳の世界」に書いたエッセイだと、文庫本のためのあとがきに書いています。
雰囲気的には新宿赤マント系のノリですが、それのずっと以前の前の話なので俗に言う『昭和軽薄体』と呼ばれていた文体ですね。
この後に著書は味噌蔵の話を書き、ドドドとベストセラー作家になって行くんですね。
ふむー。と、納得しつつ、グワシグワシと読み進んでいったのであります。
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