前回のエントリー「ほっとゆだ温泉。」に引き続き東北の旅の途中です。本当はここに一番行きたかった。と行っても過言ではないのですが。
世の中には「栄螺堂(さざえどう)」と言う建築様式があるみたいです。僕が一番最初に「栄螺堂」を知ったのは東京ミッドタウンの富士フイルムのショールームで建築物の写真展をやっている時に会津若松の「円通三匝堂」を見た時です。「なんなんだっ!! このナナメの建物はっ!!(@_o)」とド肝を抜かれました。なので実際に会津若松まで見に行きました。
その時に納めた写真はアルバムとして公開しているので是非見て頂ければと思います。
– 会津若松市・円通三匝堂 –
こちらは入場料を払えば建物内を閲覧することができます。
さて。その後「栄螺堂」について色々調べてみると、色々なところにあるようです。僕の住んでいる所から一番近いのが西新井大師にあるみたいなのでこちらも行ってきました;-)。
– 足立区・西新井大師 –
– 足立区・西新井大師 (2) –
こちらの建物は内部を閲覧することはできません。外部からのみの観賞となります。
それにしても二カ所に行ってしまうと「全部制覇」と言う野望がぷっくりと出てくるわけであります;-)。次に行ったのは群馬県太田市にある栄螺堂です。
– 太田市・曹源寺 –
こちらのほうも内部は閲覧可能です。入場料が必要です。この建物は通路を仕切って往復で利用するみたいな感じで「塔」と言うイメージはあまりありません。ただ、外部から見ると二階建てなのにフロアは三つあるみたいな感じになっています。
群馬県にはもう一個児玉市にあるみたいです。こちらは公開日が決まっていて、そのタイミングで行くと内部の閲覧が可能です。後、取手市にもあります。こちらは年一回の公開らしいです。この二つは近いうちに是非行ってみたいと思っているところです。
でっ!! いよいよ本題です。今回行った栄螺堂は日本最北端にある栄螺堂です。弘前市にある蘭庭院栄螺堂。建物は「六角堂」と呼ばれています。外観はこんな感じ。
今回の旅でこの栄螺堂を見学してみたいものだ。と思い調べていたら、なんとっ!!内覧が可能だと言うことで、幸福にも、内部を二周してしました;-)。
扉が開いている瞬間です;-)。
後、この写真を見ると「あぁ。この建物はやはり栄螺堂なんだなぁ。」というのが良く分かります。会津若松の円通三匝堂に通じるものがありますね。
さて。この蘭庭院栄螺堂(六角堂) の内覧の方法ですが、栄螺堂自体は蘭庭院さんが管理しております。普段、栄螺堂には鍵がかけられていて内部を閲覧することはできないのですが、事前に蘭庭院さんに電話連絡し「栄螺堂を見学したいのですが。」と伝え、見学当日に伺うと鍵が借りられます。
– 弘前市・蘭庭院栄螺堂(六角堂) –
僕が撮ってきた写真はこんな感じになります。
栄螺堂は今後も日本全国行って見たいと思います。
あ。栄螺堂見学のもう一つの楽しみ方をお教えしましょう。北千住に「永見」と言う飲み屋さんがあるのですが、ここのおやっさんも栄螺堂が好きみたいです。
例えば会津若松の円通三匝堂のこの写真、太田市の曹源寺のこの写真。ありますねぇ。「千住の永見」が;-)。西新井とここ弘前では見つけることができませんでしたが、栄螺堂見学の折には「千住の永見」探しをするのもまた楽しみの一つかと思われます;-)。
最近のコメント