本棚を整理しようカテゴリーの 13 回目です。いよいよ沢野ひとしの登場です;-)。「てっぺんで月を見る」。山好きの沢野ひとしが、山と渓谷社の「山と渓谷」という雑誌に掲載した連載モノを一冊の本にまとめたものの文庫本です。
この文庫本自体は「怪しい探検隊メンバーの本」として角川文庫が大々的に出した内の一冊なのですけどもね。
この本も僕の好きな内の一冊です。早くも登場。と言う感じがしますが、それにしても表紙はずいぶんと年期が入っていますね。今回が五回目くらいですね。読んだの。
僕は文庫本を読む時はいつも あとがき -> 解説 と来てからいよいよ本文を読み、最後に再度 あとがき -> 解説 と戻って終わるのですが、この本、解説はヤマケイの三島悟氏が書いていますが、解説も十分に読み応えがあって非常に面白いです。三島悟氏はさすがは編集者、文章が上手いですねぇ。
沢野ひとしの本文は本文でこれまた面白い。第一話の谷川岳一の倉沢のおばあさんの話から始まってグググっと読みふけってしまいます。で、アイガーでの滑落事故に続くのでありますが。
そーいう僕も、一の倉沢というか、谷川岳のピークは踏んだことありますね。一の倉沢というのはJRの美味しい水の原産地であるんですが、あすこを歩くと、プレートがたくさん打ってあって・・。
あと、アイガーにも行ったこと、というか、見たことあります。メンヒ・ユングフラウ・アイガーと。つまりはグランデルワルトに行ったことがある。と、いうだけなんですけども・・f(^^;;。景色自体は壮観ですよー。噂に聞くアイガー北壁とか実際に生で見ると感動します。
とまぁ、そんなこんなで、僕も以前はほんのちょっぴり山をかじっていた(百名山のピークは10個ほど踏んだ;-)ので読んでいても中々に面白いのでありました。
この本はもうずいぶんと古い本なのですけども、山好きでまだ読んだことがない。という人にはお勧めの一冊です;-)。
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