いやぁ。分厚い本上下を読了です。今年の春に映画が公開されるのでその予備知識として再読(今回が三回目っ!!)したのですが、やっぱりこの本は面白いっ!!「神々の山嶺」、上下巻とも読了です。
今年に入ってから読み始めたのですが、01/05 から 01/26 なのでほぼ三週間で読み終わった。と、いうことですね。
下巻には、著者のあとがきと文庫本のためのあとがきが、あと、北上二郎氏の解説があり、これだけでも十分読み応えあります。特に北上二郎氏の解説には『すごいぞ。』と、いうことばが都合三回出てきます。それだけでもじゅーぶんに『すごい小説なのだっ!!』とワクワクします。
そして、本文ですが、深町が宴会を抜けだして公園にいるところに涼子が来るのですが、わんわん泣いている。なんか、解るような気がするなぁ。もう、山に行きたくてしょうがない。羽生が呼んているっ!! そんな気分。
そして、エベレストのピークに立つわけですが、その帰り、自分でザックに忍ばせたチョコレートと干しぶどうを食べて生還。
全部を読み終えたあと、更に最終章だけ再度読みたくなる。本当に『すごいぞっ!!』。
是非とも映画が見たいものだ。また、映画になったとき、長編な小説なだけに、どこが削られるのかな?なども楽しみの一つなのであります。
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