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筆者プロフィール

名前は「たかちゃん」とか「たかじろう」などと呼ばれています。

長野県須坂市生まれですが、ここ数年は埼玉県と接している下町に棲んでいます。

この「よろずなブログ。」の他に食べ物系をメインとする「もつ焼き・オリジナル」と、PC・OS・コンピュータ全般のネタをメインとする「かけまわる子犬。」の三つを使い分けつつ継続して書き連ねています。

宜しくお願いします。






インドの旅。アグラ。

ベナレスから夜行の寝台車に乗ってアグラの駅に付きました。着いたのは早朝です。そこからホテルに向かい、シャワーを浴びて朝ごはんを食べてちょっと一休みして 09:30 頃にお迎えがやって参りました。本日は世界遺産を満喫するのであります。

アグラと言えばインドの世界遺産の宝庫(『それしか無い。』とも言うらしいf(^^;;)。今回は全部で三つの世界遺産を回りました。

一番最初に行ったのは上がつまめるあの有名なタージ・マハルです。随分手前でガイドさんが入場券を買ってきてくれて、らくだの馬車ではなく電気自動車で南門まで行きました。この辺りは茶色い砂岩で出来た建物ですね。で、大きな門をくぐると白い大理石の建物が見えて来ました。おぉーーっ!! タージ・マハルだぁ。みたいな感じです。

四隅に立っている塔は心持ち外側に向いていて、何かあって倒れたとしてもドーム側には倒れてこない設計になっているそうです。なるほどねー。 タージ・マハルの左側はモスクで右側は迎賓館だそうです。

20130904_1

この写真は良く見ますね。で、中に入って裏側に回ると川が流れているんですね。こっち側の写真てあまり見ないような気がする。

あと、上の写真ですが、白い建物とどんよりした空。今回行った時は雨期なので空はこんな感じでどんよりです。おかげでトテツもなく暑いというようなことは無かったのでまぁ、よしとしたいところですが、それにしてもパっとしない風景ですねぇ・・。

 
次に行ったのはアグラ城。車から降りて橋を渡って門の前を見た時、中世ヨーロッパにでも来たのかと勘違いしてしまうほどでした。ヨーロッパの、例えばロマンチック街道を旅すると一つくらいは城壁の町とか見学に行くかと思いますが、外からの景色はまさしくそんな感じでした。

しかし、アグラ城のほうがずっと古いかな?全体の20%が見学コースになっていて残りの80%はインド軍が利用しているそうです。

20130904_2

お城の中から川のほうを眺めるとその先には川のほとりにたたずむタージ・マハルが見えたりして中々良い感じです。

 
上にも書きましたが、ヨーロッパの城壁の町というのは王様が住むところがあって、そして町の人もグルっと囲まれた塀の中にあるのですが、ここはお城の中に町はなく、王様とさの家族が住むのみ、そして、ガイドさんは裁判所と言っていましたが、町の人が入れるところがあったりする感じでした。

それにしても砂岩というのは色が中々渋くて良いですね。あと、柱にある彫刻がすごい。砂岩なので削るのは楽だと思いますが良く今まで流れずに原型をとどめているモノだ。などと感動してしまいます。

 
以上で世界遺産巡回の旅の午前の部は終了です。お昼のランチでカレーを食べて午後の部に突入です。午後はアグラから車で40分くらいのところにあるファテープルシークリーに行きました。

午前中に暑い中を歩きまわってランチを食べたので移動の40分はとてもありがたい時間帯でした。車で移動したのでクーラーもガンガン効いていて、ふぅ。って感じで居眠りしつつ山の上のお城、ファテープルシークリーに着いたのであります。

駐車場から山の上のお城の入り口までは乗合バスに乗っていきます。

イスラムとヒンズー、そしてキリスト教と個々の部屋(建物)があったりして中々面白いです。日本では『五重塔』と言ってしまいそうな五階建ての建物は夕涼みのために作られた。と、ガイドさんが言っていました。壁がなく柱だけの建物はいかにも暑いインドらしいですね。

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ここは山の上で景色というか眺めは良いです。お城に住んでいた人は水が無くて大変だったとガイドさんが言っていましたが。まぁ、日本で言うところの『山城』でしょうかね。

お城から出て、バスで車の停めてあるところまで移動するのですが、途中のおみやげ屋さんを覗いてみるのも良いかもしれません;-)。

 
さてさて。これで本日のアグラでの観光はおしまいです。ここからアグラ市内に戻って晩御飯を食べます。これがまたカレーでして・・。orz。

で、ディナーが済むと再度駅へ行きます。今度はインド鉄道の新幹線に乗っていよいよ最終目的地であるデリーへ向かうのであります。インドの旅もいよいよ佳境に入っていくのであります。

なお、今回のアグラで見学した世界遺産の写真はもつ焼き写真館に掲載したのでそちらも合わせてご覧頂ければとと思います。