今回読了したのは椎名誠の「あめんぼ号の冒険」です。そんなに厚くはない本なので、年内でちょうど読み終わる本としてこれを本棚がチョイスしました。年明けは新しい本を読み始めることができます。
この本は、雰囲気的には小学生向けの本ですね。内容も著者の幼年期のころの物語が書かれています。お話は全部で三話。
・あめんぼ号の冒険
・ぼくたちのトロッコ鉄道
・サンチョ山の秘密基地
当初は『あめんぼ号の冒険』のみの本ですが、そのあと書き下ろしで他の二話が追加され、一冊の本になったようですが、僕はその文庫本を購入した。と、いうことですね。
『あめんぼ号の冒険』はイカダで川下りをするお話。僕は一時期海浜幕張のベイタウンに住んでいたことがあったので、川の名前などは良くっています。
そして、『ぼくたちのトロッコ鉄道』はベイタウンなどを造るめに埋め立てしているときのお話。もう一個『サンチョ山の秘密基地』は幻灯機のお話ですね。
どれも子供に解りやすい文章で書かれているので、大人でも読みやすいです;-)。
昭和生まれの人は子供の頃体験したであろう楽しい、そして懐かしいお話が詰まった一冊なのであります。
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