“本棚を整理しようキャンペーン” は今回がちょうど10回目ですね。もう既に本棚から10冊の本がなくなったと言うことですが、まだまだたくさんあるので・・。アスキーの 256倍本 なんかは電子書籍にしてとっときたいなぁ。などと思うのでありますが、それはまた別の機会に。
と、いうことで今回登場する、読み終わった本は「ハマボウフウの花や風」。
この本、僕は非常に好きな本の内の一冊で、椎名誠の本を三冊だけ持って無人島に行け。と言われたら迷わずこの一冊を手に取る。そのくらいこの本は好きですね。もうボロボロになって来つつあるのですが、多分五回くらいは読み直していると思います。
シーナ誠の私小説系に分類される本ですが、タイトルでもある「ハマボウフウの花や風」は直木賞候補にもなった物語です。これを読むと、体の芯のほうがジュワリジュワリと熱くなってきて、むむむ。いっちょやったるかぁっ!!ばんっ!! と言う気分になってきます。
その他、短編としては「倉庫作業員」「三羽のアヒル」など、映画にもなった物語が載っていたりします。この本は絶対におすすめだと僕は思うのであります。
いやね。ここんとこ、こー言ったら失礼なんだけど、どうでも良い系の本を読んでいたんだけど、この辺りでドバーーンっ!! とシーナ文学のこってりしたヤツを読みたい。と思いこの本を手に取ったのであります。本当はもう少し本棚にいて欲しい、そんな本だったのであります;-)。
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