前回読了したのは「哀愁の町に霧が降るのだ」の上下巻でした。今回は椎名誠青春三部作の一気読みをする予定なので、次に本棚から取り出したのは当然のごとく、その続編である「新橋烏森口青春篇」です。
「哀愁の町に霧が降るのだ」の下巻の後半からチロチロっと出ている就職後の話題ですが、その部分をクローズアップしての一冊ですね。
サラリーマンというのは会社サボってポーカーとかしないけど、ただし、飲みにはよく言っていた;-)。当時は良い時代だったのだなぁ。と、他人事のように読み進んだのであります。
本編の後半かな、P182にでは木村晋介が登場し、飲み屋での級長と番長の初対面が描かれていますが、そーですか。ハラダミズエさんですねー;-)。クリスマスイブの夜にロイヤルストレートフラッシュでしたかー。と、言う感じでハッピーエンドですね;-)。著者の奥さんが登場してきました;-)。
さてさて。文庫本なので解説がありますが、この本の解説は菊池仁氏です。それにしてもさすがは著者の後の『ストアーズレポート』の編集長だけのことはあり、文章が非常に上手いですね。解説まで十分によみごたえのある一冊です。
さてと。次に読むべき本はもう決まっているのですが、その本も読みごたえ十分な厚さなのであります;-)。
[…] 新橋烏森口青春篇。 […]