『本棚を整理しよう』カテゴリーです。今回読了したのは野田知佑の「魚眼漫遊大雑記」です。あとがきにありましたが、本文は著者が若い頃雑誌で取材したモノが文章になって、それをまとめて一冊の本にしたものであるようです。
「日本の川を旅する」に続く著者の二冊目の本であると思われます。
世界を旅した話が書かれているのですが、今から大体30-40年くらい前の話になるでしょうかねぇ。今となっては時代的には随分と古い話になりますが、当時を思い出して『あーあー。そーそー。』などと思いつつ読み進むのも中々面白いです。
あと、著者の本はこのあとカヌーの話がドドドと続いていくわけですが、本当に釣りもしくは手づかみが好きな人なんだねぇ。ってのが感じとれる本でした。
ちなみにこの文庫本の解説はあの、ちょー多忙で釣り好きな作家、夢枕獏氏が書かれています。こちらも読み応えありです;-)。
釣り好きには読んでいてなかなか思い白い一冊です。
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