今回読了したのは新田二郎の「アラスカ物語」です。今回の本は硬派でした。前回読了した本が頭がこんがりそうだったのでちゃんとした物語の本をチョイスした。と、いう感じでしょうか。
ちなみにこの本は『無人島に行くときに本棚から三冊だけ本を持って行って良い。』と言われた時に間違いなく持っていく本です。過去に三回くらい読んでいて、今回が、四回目か五回目ですね。それくらい面白い本です。
書かれているドラマとしては
・船から歩いてポイントバローにたどり着いた
・ビロネと結婚
・金山発見
・ビーバー村建設
ふむ。読んでいて次から次へとワクワクしていきます;-)。
ちなみに著者の新田二郎については、夢枕獏の「神々の頂き」の文庫本のあとがきに出てきます。「獏さん。ベストセラー作家の椅子が一個空いています。冒険の著者の席が空いています。」と、編集者に言われて夢枕獏氏がこの本を書いた。と、言われていますが、ではそもそも新田二郎という作家はどういう本を書くのだ?と思いたち、この本を手に取った。と、いうことになりますね。
著者の本はあともう一冊「アイガー北壁」も持っています。バリバリの山岳小説ですが;-)。
と、いうことで、この本は読み応え十分。そして、フランク安田のことを知るには十分すぎる一冊です。
北極圏一万二千キロ。 よりリンクがあります。
https://icmpv6.org/blog/2015/08/post_1242.html
アイガー北壁・気象遭難。 よりリンクがあります。
https://icmpv6.org/blog/2016/05/post_1588.html
田宮模型の仕事。 よりリンクがあります。
https://icmpv6.org/blog/2017/02/post_1770.html