月別アーカイブ



筆者プロフィール

名前は「たかちゃん」とか「たかじろう」などと呼ばれています。

長野県須坂市生まれですが、ここ数年は埼玉県と接している下町に棲んでいます。

この「よろずなブログ。」の他に食べ物系をメインとする「もつ焼き・オリジナル」と、PC・OS・コンピュータ全般のネタをメインとする「かけまわる子犬。」の三つを使い分けつつ継続して書き連ねています。

宜しくお願いします。






牧場物語 土の唄、風の夢。

牧場。
今回読み終わったのは珍しいでしょうかねぇ?『いやはや系だろ。』って意見もあるかとは思いますが、の「牧場物語 土の唄、風の夢」と、いう本。

著者は北海道の余市にあるアリスファームのオーナー藤門弘が牧場の一年半くらいの出来事や町の出来事をまとめた一冊になっています。

解説は野田知佑氏が書いていますね。で、文中、アリスファームでの出来事の他にチロチロっと怪しい探検隊・いやはや隊のメンバが登場したりしますが、基本的には牧場の日々の出来事が書かれた本です。

20140812_1

ちなみに、僕は一回アリスファームに行ったことがあるんですよねぇ。もう随分前になりますが、バイクで北海道を旅したとき、余市で椎名誠氏の別荘をうんと離れたところから見学したあと、ニッカウイスキーの工場を見学し、そのまま山道を登ってアリスファームの前の看板を見たんですよねぇf(^^;;。

とまぁ、そんな感じの今回の本ですが、今回の読了でこの本は二度目だと思いますが、上記のようなことがあったので随分と懐かしい気持ちで読み進むことができたのであります。

ワニ目の朝ばしり。

今回読み終わったのは沢野ひとしの「ワニ目の朝ばしり」。この本はもともとは雑誌「ターザン」に連載していた文章を一冊の本にまとめあげたモノのようです。

今回は一週間ほど休みがあったのでその間、本を読むことがなかったので、この本の読了はちょっと時間がかかったかな。そして、ちょっと厚いしねぇ。

僕自身、雑誌「ターザン」は一回も読んだことがないのですが”体鍛えるぜぃ。筋肉ムキムキだぜぃ。”系の本なのでしょうか? 今回読み終えた本の中でも著者は色々なスポーツにチャレンジしています。

20140718_1

本自体は角川文庫から出ていて、例のごとく『怪しい探検隊の本』的雰囲気満載です;-)。

どちらかというと著者が色々なスポーツにチャレンジしたけどいつもヘロヘロ惨敗。みたいな感じ、種目の歴史が解るとか、ルールはこうで、など崇高なモノではなく、本当にエッセイ的な要素満載な本です。

この本を読んだのは今回が二回目かな。

すっぽんの首。

一冊読み終えて、本棚から「今日はどの本を読もうかなぁ。」などと、通勤前に選択するんですが、今回取り出したのは椎名誠の「すっぽんの首」。取り出したときは赤マント系のほんだなー。と、いう感じだったのに、電車の中で文庫本のためのあとがきを読んだら『あれま。赤マント系の本じゃなかった。』となったのであります。

20140625_1

見た感じ赤マント系っぽく仕上がっている文庫本ですよね。けど、考えてみると赤マント系の本はタイトルが四角くなっているか。そー考えると確かにちょっと違うかな。などと思いつつ読み進んだのであります。

この本、文藝春秋に掲載したのが一冊の本になったような感じだそうです。話も色々な方向に行っていたりして面白いですね。中でも「チンポコ島滞在記」は、場所は伏せていますが、多分大東島なんじゃないのかなぁ。などと、想像を膨らませて読むことができます;-)。

どの話も中々面白く仕上がっていて毎朝電車の中で読むのが楽しみな一冊だったのであります。

麦酒主義の構造とその応用胃学。

本棚を整理しているのであります。前回前々回と、草と砂の海について書かれた旅の本をじっくりと読んだのですが、今回読んだ本はふむー。って感じですf(^^;;。

著者である椎名誠も後書きで「書いている当人もよくわからない話が羅列されている。」と書いています。読む方はどうしたら良いじゃい? みたいな・・f(^^;;。「麦酒主義の構造とその応用胃学」という本です。
20140530_1

まぁ、読んでみるとまさしくそんな感じの本ですが、著者の本を読み続けていると所々、『あぁ。この話は知っているよー。』みたいな、本と本が結びつく、そんな感じの箇所があったりして、ふむ。などとひたすら読み進む(それ以外に道はない。ともいうが;-)のでありました。

この本は、多分一回しか読んだことがないと思われ、そのまま本棚の奥においやられたような気がしないでもないですが、今回が二回目の読了だったのであります。

草の海。モンゴル奥地への旅。

前回読了したのが「砂の海」。本棚には確か別の本もあったよなぁ。と、思い取り出したのが、今回読了した「草の海」。椎名誠の本でありますが、著者は砂と草の二つの海を体験しているんですねぇ。

20140523_1

この本は映画を作っている状況の本ではなく、それよりもちょっと前にテレビの特番のために行ったときの状況を記載した本であると思われます。たた、解説は高橋昇氏が書いているのですが、この文章は映画について書かれているようで、本文とはマッチしないので多少違和感がありました。

以前に読んだ「ナラン」は映画『白い馬』に通じる、モンゴルの話が書かれているんですけどもね。

 
最近の相撲業界にはモンゴル人の進出が進んでいますが、この本(発行は1995年06月)の中にも当然書かれていまして、モンゴル相撲の選手か日本の相撲の世界でチャレンジすればかなり上位に食い込めるのではないか。みたいな感じで書かれていますが、今とはなってはまさしくその通りですねぇ;-)。

著者のモンゴル本、もう一冊くらい本棚にあったかな?

砂の海。 楼蘭・タクラマカン砂漠探検記。

椎名誠の探検モノ、旅系の本です。「砂の海」。

以前に読んだ「地球どこでも不思議旅。」のあとに中国奥地に行ったお話でしょうかねぇ。中国奥地に行ったときのお話が書かれていますが、この本はもっとコッテリしていますねぇ。

20140425_1

著者は子供の頃にへディンの「さまよえる湖」を読んで、楼蘭、シルクロードの奥地に非常に興味を持ち、その話は著者の本を読んでいると色々なところに出てくるわけでして、読者としても著者の気持ちのいうのはじゅーぶんに解るわけですね。

おかげで、僕も文庫本で「さまよえる湖」は購入したんですけども、ただ、まだ一度も読んでないんですねf(^^;;。今でも本棚にしっかりとあるんですけどもね。

しかし、この本を読み終わったあと、じっくりと、再度「読んでみたいモノだぁ。」などと思った次第でありますf(^^;;。

 
ちなみに本の内容はトツトツと中国奥地にずんがずんがと進んでいく様子が綴られています。その中で解説を書いている人がドンヨリと沈んでいくサマがマザマザと見て取れるんですけど、最後はハッピーエンド。旅の本なんだけど、起承転結の中々読み応えのある本です。あとがき・解説まできっちりと読みたい一冊ですね;-)。

おろかな日々。

今回読み終わった本は椎名誠の「おろかな日々」。新宿赤マント系の本ですが、この本は新宿赤マントでは通算二冊目なんですね。と、いうことでネタ的にはずいぶんと古いモノになります。

20140415_1

書いてある内容が今までに読了したのとずいぶんとかぶっていておもしろいですね。ここに色々と書こうと思って、ドッグイヤーしておいたのですが、今その部分を書こうと思って読み返してみても「あれ?何を書こうとしたんだっけ?」などとなってしまうのは、もうすっかりと年だからなのでしょうか。

あ。この本に掲載してある文章を読むと、著者が書いている年と僕の今の年(『年』とは、つまりは年齢のことです)が一緒なんですね。いやはや。そんな時代ですかー。

白い手。

今回本棚から取り出して読んだ本は椎名誠著の「白い手」。小説ですね。著者が子供のころの私小説かなぁ?僕が読んでいる文にはそういう感じはしなくて、フツーの小説っぽく、テンポよく読了しました。

20140403_1

著者子供のころを題材にして書いた本は以前も読んだことがあるなぁ。と思い、ふり返ってみると「犬の系譜」がそれにあたりますね。

けつどめと白い手とハーモニカと壁新聞とそろばん塾、そして引っ越しの物語。でもって「ダンシ」と「ジョシ」の物語。

読み終わった後なんとなくココロがホンワカする一冊なのであります。

わしらは怪しい探検隊。

今回読了したのは椎名誠の名作ですね。「わしらは怪しい探検隊」です。一番初期に出された本です。著者の若い頃の本なので読むのが大変ですねぇ。けど、それは僕が年を取ったからで、初めて読んだ時にはズズズと文章の世界に引きこまれていったんだと思います。

当時ボクはオフロードバイクに乗っていたのでキャンプというか、野宿(つまりはキャンプ場ではないところ、河原の橋の下とか山の中の平坦な場所など)をしていたので、そこはかとなくこの本に書かれているようなことをしつつ、青春を謳歌していた。と、いう感じでしょうか;-)。

20140324_1

著者の私小説系・超常現象系・旅系と並んで、しかし、どちらかというと旅系には近いとは思うのですが、こってりと、濃いぃ部分に踏み込んでいる一冊ですね。とわいいつつも、これもシリーズかして、東ケト会->いやはや隊へと進化しているんですけどもね。

この系列の本もまだまだたくさんあるので今後もズズズと読み進んでいきたいと思っております;-)。

焚き火オペラの夜だった。

前回読み終えた本が「水域」という、比較的コッテリした本だったので今回はサラリと読める本をチョイスしてみました。新宿赤マント系の本ですね。著者のあとがき及び解説の澤野ひとし氏の文章には「赤マント系12冊目の本である。」と書かれていました。

新宿赤マント系のネタはどんどんと書き進められ、読者としてはガシガシと読み進んでいるのだなぁ。などと感じるのであります。

20140317_1

この本の中では今となっては懐かしいIT系2000年問題が書かれていました。当時(今もですが)、僕もIT業界にいたので1999年12月31日から2000年01月01日は会社に泊まり込んでサーバなどのおもりをしていた記憶があります。今となっては懐かしい思い出ですが;-)。

サラリと気を抜いて読める赤マント系な本なのであります;-)。