話は夏休みの群馬の旅に戻るのであります。で、前回までのあらすじは「あしま園」で大盛りカレーのお昼ご飯を食べたあと 湯テルメ・谷川 でひとっ風呂浴びて、夜は 土合駅 でステーションビバーグした。つてところまででしたね。
で、その土合駅の朝の朝は早いのであります。05:00起床、準備を整えて早速一の倉沢への散策に行くのでありました。
ちなみに僕は既に一回谷川岳のピークは踏んでいるので、今回は登る気は無くて、「一の倉沢の壁が見たいなぁ。」と思っていて、それを実現した。と、いうことなのであります。
出発が土合駅からだったので行きは土合橋から湯檜曽川に沿って上流に歩歴史小道清水越のルートを取りました。JR東日本は谷川岳の下を突き抜けているのでこの辺りにある高圧電線は東電ではなくJR東日本のもののようですね。
で、川沿いにある道はこの高圧電線のメンテナンスのためにあるのかなぁ。と思いつつ歩くのであります。最後のマチガ駐車場にたどり着くとその先は山道になります。ちなみに車は土合橋を入った先で通号止めになっています。
更に川沿いの山道を歩くとは[蓮峠あっち→]、[一の倉沢あっち↑]という一の倉沢分岐に到着するのでそこから一の倉沢を目指すのであります。今までのルートは平坦だっのですが、ここからは山道をほぼ直登、ガシガシと高度を稼いで約20分。R291旧道にでました。ふぅ。ちかれた。
一の倉沢の奥の道沿いの岩にはたくさんのプレートが打ち付けてあります。ここは山男の岩場なのですね。
で、尾根を越えると目の前にドバーンっ!! と日本三大岩場のうちの一つが現れるのであります。
一の倉沢が一番美しく見える場所まで更に歩いて川の水を飲みつつ一休み。ふぅー。
いやー。朝早く出発したので、ここにたどり着いた時は貸し切り状態ですよっ!! この景色を独り占めですっ!! 軽い朝ご飯を食べつつ、景色眺めつつ、鳥の声を聞きつつ大体30分くらい過ごしました。
こちらが、ベンチの前にあった立て看板。
JR東日本が「感謝の気持ちをこめて」建てたようですね。それにしても、一の倉沢のルートが解って大変面白いです。実際の一の倉沢とこの看板を眺めつつ「なるほどー。衝立岩ってのはあすこにあるのかー。」みたいになります。すると「鬼スラ」ってのはどこにあるんだぁ? みたいな。実際にあるのかなぁ? あ。”鬼スラ” ってのは確か「神々の山嶺」の中の深町が初めて登攀した壁なんですけどもね;-)。
ちなみに「衝立岩」は以前このブログに掲載した 沢野ひとし の本「てっぺんで月を見る。」の第一話に登場しますね。
そんなこんなで、今回久しぶりに一の倉沢を眺めることができました。実は谷川岳に登ってしまうとこの景色を中々見る機会が無いんですよねぇ。なので、今回はピークではなくこっちを見に来た。と、いうことです。
けど、皆さん。実はこの景色って、結構見ているんですよ。一枚目の写真と同じアングルはJR東日本の自動販売に必ず付いているんですね。JR東日本の販売機にある天然水「石清水」はここの水を使っているんですね。
ピークも良いけど、この景色も好きだー;-)。
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