今シーズン初のヤリイカ釣りはなんと八月中に行きました。
いつも一緒に釣りに行くメンバと相談していたら
「今度の土曜日は雨ですがどうします?」
「雨でも行くよー。船宿予約したから。03:00出発だから。」
と、いうことで他に色々聞いたら、
「行き先は真鶴の誠いち丸だから。」
「んーー!? スルメではないのですか?」
「ヤリイカだから。11cmのツノ持ってきてね。」
うひー。この季節のイカ釣りと言えばてっきりスルメイカだと思っていたので18cmのツノを持っていくところだった。事前に何を釣るのか聞いておいてよかったなぁ。と、いうことで11cmのツノの仕掛けを持って朝03:00に真鶴向けて三名で出発したのでありました。
真鶴の港に着いたのは05:30くらい、出船は06:00くらいでした。今回の漁場は南沖です。港から出た船はゆっくりした速度(大体8hm/h)で初島の辺りを目指します。
小田原とか真鶴辺りのヤリイカの漁場は総じて『南沖』と言います。往きの船の中で船長に「どうして南沖というのですか?」と聞いたら、船は神奈川の船だけど漁場は静岡県で、神奈川の船は流石に『漁場は初島沖です』とは言えないので、敬意を評して『南沖』と言っているそうです。
なるほどねぇ。色々なしがらみがあるのですねぇ・・。
と、いうことで漁場に着いたのは06:50くらい。釣りの開始は07:00とルールが決まっているのでしばらく待ってから釣りの開始です。
目前には熱海、すぐワキには初島が見える辺りで釣りをするのであります。普段の横須賀側の洲崎沖や白浜沖とはちょっと趣がちがいます。
そして、肝心の釣果ですが、今回乗った船、前日は竿頭は41ハイだったそうですが、僕はヤリイカ五、スルメイカ四の計九ハイでつ抜けることができませんでした。まぁ、今シーズン初だし、時期が早いし、そんなモノだろうなぁ・・。
あ。大きめのサバを二匹持って帰ってしめ鯖にしました。これはこれで美味かったです;-)。
ところで、特筆すべき点としてはヤリイカもスルメイカもサイズが小さいです。10-15cmの大きさで、マルイカよりも小さいサイズです。マルイカの場合は30mくらいの水深から釣り上げるのだけど、ヤリイカの場合は170mくらいの深さから釣り上げるのでバラシが多くて随分と苦労しました。
竿には乗るんだけど、バラしたのと上げたのが大体同じくらいの量でしょうかねぇ。
今の時期、横須賀や千葉辺りで釣れるスルメイカは30cmくらいで随分と大きいとのだけど、ここで釣れるスルメイカはどうしてこんなに小さいのだろう?この辺りのスルメイカのシーズンはいつころなんだろう?という気はしました。
今回の漁場はこの辺りでした。
あと、ちっこいのを今回持って帰って食べたのですが、ヤリイカもスルメイカも柔らかくて美味しいですね。
例えば東京湾の辺りで釣れるマルイカはちっこいのですが、美味い。と、いうのは有名な話ですが、今回釣ったヤリイカもスルメイカもマルイカ同様にちっこい。そして、柔らかくて美味い。
なるほどー。ちっこいイカは肉が軟らかくて美味いのねー。などと、感じたのですが、マルイカの大きいヤツは釣ったことが無いので解りません。
しかし、今回釣ったヤリイカ・スルメイカは生でヨシ。火を通してもヨシ。と、ずいぶんと美味しかったです。ただ、量がうんと少ないのだけれど・・。
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